助手席にのるような小さい荷物を運ぶだけで10万円Get!!

軽貨物運送業では、後ろの荷台にたくさんの荷物を最大積載量ギリギリまで積んで走ることがあります。方やその一方で、ほんの僅かな荷物を運ぶだけで10万円以上もらえるような仕事が舞い込んでくることもあるのです。

軽貨物運送の醍醐味

そういうときの荷台は空っぽで、ただ高速道路をスイスイ走っていくだけ。ドライブを楽しんでいるような感覚の仕事で、軽貨物運送の、ある意味醍醐味ともいえるでしょう。これは、某印刷会社からの依頼でした。電話が入ったので、依頼先の印刷会社に行ってみると、出てきたその会社の担当者は「コンビニで販売するのに使うおにぎり用の袋1万枚を、神戸にある食品工場へ至急配達してほしい。1メートル当たり1万円出す」と、私におにぎりのビニール袋が入った小さなダンボールー箱を手渡すのです。そのダンボール箱は、余裕で助手席に載るような大きさでした。

数千万円の損害に比べれば運賃の10万円は安いもの

この会社は、よほど切羽詰っていたのでしょう。「この袋がないとおにぎりが製造できなくなってしまって納品できない。もし納期を破ってしまったら、コンビニから取引停止になってしまう。そんなことになったら、ビニール袋を印刷する自分たちまで取引停止となってしまって、数千万円の損害が発生してしまうんです。それに比べれば運賃の10万円は安いものなんです。とにかく急いで持っていって欲しいんです」と懇願してきました。

軽トラックで東名高速と名神高速をドライブ感覚

だから担当者が「とにかく、ぜひ何とかして欲しい」と必死になるのは当然のことです。確かに荷物は軽いのですが、配達する責任は非常に重い仕事なのです。すかさず軽トラックに乗り込んで、ひたすら東名高速と名神高速を走り続けました。荷物は小さくて軽いですから、クルマは軽快に走ってくれます。ドライブのような感覚です。しかも、たったこれだけの仕事で10万円が入ってくるのですから、配達している最中は楽しかったものです。

印刷会社は軽貨物の優良潜在顧客

なお、こういった印刷物は、いわゆるフィルム(ポリプロピレン=PPともいう)と言われるもので、今回のように「おにぎり」などの食品のパッケージに使われたりするものです。他にも、特殊印刷とか、グラビア印刷などを特徴にした様々な商品があり、納期が厳しいことでも有名ですから、優良潜在顧客として印刷会社は大きなポテンシャルがあるといえます。