夏はお金をもらって避暑地でリゾート気分♪

毎年、学校が夏休みに入る前になると、ある学校からいつも必ず同じ依頼が入ります。その軽貨物運送への「運送依頼」というのが、ほとんど「遊び」ではないか?と思うような内容なのです。もちろん仕事ですよ!

軽貨物運送業は避暑地の合宿所へ運ぶのが仕事

その学校、中学校ですが、毎年の学校行事で林間学校をします。場所も決まっていて、毎年群馬県の片品村から尾瀬に行くのです。軽貨物運送業の仕事に関わる部分というのは、そこで使うキャンプファイヤーの資材や、出し物で使う大道具・小道具などの物品、それから放送機材などです。これを学校で積んで、尾瀬にある林間学校の宿まで配達するというものです。よく考えてみれば、大手の宅配便では断られてしまい、一般貨物の普通トラックでは運賃が高すぎてしまうような荷物です。まさに軽貨物運送業がぴったりという訳で、要するに、お金をもらって片品村まで配達し、届け先の合宿所に荷物を降ろしたらお仕事はおしまい。仕事が終わったあとは、東京の喧騒を離れ、涼しいリゾート地の尾瀬で避暑を満喫するだけになるというわけです。

フライヤーを作ってDMを送り営業電話を掛ける

さらに、この仕事が美味しいのは、尾瀬から学校までの帰りの持ち帰り配達までがセットだということです。そこでもし仕事が立て込んでいなければ、帰りまでの間、尾瀬の少し離れたところで滞在することにしています。相手は学校ですからなんといっても運賃を取りっぱぐれる不安もありません。こんなときには「俺はサラリーマンにならなくて良かったぁ!」と思わず叫んでしまいます(笑)。私はこの案件があったことから、もしや他の学校にも林間学校があるのではないか?と考えて、フライヤーを作って他校へダイレクトメールを送付し、営業電話を掛けてみました。そうすると、なんと翌年から別の学校も仕事を依頼してきました。チラシには、実際の配達時の荷台積載写真を掲載していたので、一発でイメージが伝って大きな反響に結びつきました。

軽貨物運送の同業が誰も知らない需要

東京や一都三県の学校では、林間学校に長野県、新潟県、福島県、山形県といったところへ行くところが多く、この場合の運賃はだいたい片道3万~8万円位でした。もちろん帰りの分も頼まれれば往復ですから、売上は倍になります。なお、軽貨物運送の同業に学校の仕事の話をすると驚きます。だれも知らない需要だからです。このように眠っているニーズはまだまだあるものだと痛感しますね。