宅配便で送れない荷物は標準化された基準に合致しない

軽貨物運送業に持ち込まれる荷物にはどんなものがあるのでしょうか?普通ならコンビニでも頼める宅配便を利用しそうなものです。それが出来ないのだから、できない事情が色々とありそうです。

お客様が宅配便で「申し訳ありませんが運べません」と断られる

 まず「宅配便で送れない」という荷物は、宅配便の大手企業が設定している標準化された荷物の基準サイズに合致しないことが多いのです。ですから、普通では送りにくい荷物といえるでしょう。お客様が宅配便の受付で「申し訳ありませんが運べません」と断られ、頼ってくるのが軽貨物運送ということです。こうした荷物はいくつかに分類ができます。

宅配便のように混載ができないと軽貨物の出番

まず、構造上の理由で梱包しづらい荷物があります。大型の建築模型などデリケートなものです。粉状が袋づめされている荷物も破れる可能性がありますので、宅配便のように他のお客様の荷物と混ぜて運ぶ「混載」ができません。
つぎに、宅配便には重量制限もあります。1個250キロの金型や1台300キロオーバーの自販機などは、仮に1個口でも重すぎるため宅配便で送れません。他に、熱を持つラミネートされた食品パッケージも、他の荷物を傷める恐れがあるので混載できません。こうした荷物に需要があるのは想像できますね?

宅配便で間に合わない軽貨物利用

もうひとつ軽貨物を利用していただける大きな理由は「宅配便で間に合わない」という状況です。こういうことは意外とたくさんあります。

・納期がぎりぎりの場合
・宅配便の集荷締め切り時問を過ぎた荷物
・宅配便で送りにくい事情がある荷物
・宅配便約款の保険金額を超える荷物
・誤配達(届け先を間違えて、正しい届け先へ再配達しなければならない)
・積み残し(荷物の重量オーバーで全部積めなかった)
・積み忘れ出発(定期便を追いかけて配達なければならない)
・追加発注(押し込み販売によるコンビニやスーパーへの納入)
・時間が制限される場合でかつ届け先が多すぎる
・ユーザーから指摘された発注もれや配送もれ(営業担当者がクレーム対応で焦っている場合)
・梱包がうまくできない持ち主の荷物
・システムや通信復旧に必要な物品(特にATM、金融機関系オンライン関連・電話局での交換機故障など緊急事態)
・流通システム変更直後のトラブルフォロー