貨物軽自動車運送事業の営業と宣伝

貨物軽自動車運送事業の営業と宣伝

 

さて、届出も終わり車の用意もでき、仕事を獲得する営業活動、宣伝活動が始まります。

前回、述べたように、貨物軽自動車運送事業でも、普通の会社と同じように営業活動をしなくてはなりません。個人で起業したなら、売り上げは自分の営業力次第となります。

営業トークを練り上げ、自社のメリットを強調するのが、営業の基本です。

 

相手にとっての自社のメリットを考えておきましょう。近くだから、依頼があればすぐ集荷に駆け付けられる、大手宅急便と違い、その日のうちに届けられる、などです。運び先地域、頻度、運べる荷物の種類、運送代を即答できるように準備しておきましょう。今はパソコンで簡単なチラシや資料はすぐ作れます。ただ、名刺だけは、裏に事業許可番号と賠償保険の保険会社名を印刷し、表に屋号(〇〇運送、など)や会社名を入れ、自分の名前には必ず「代表」と付け、自宅であれ会社のものであれ電話番号と携帯電話番号を入れた、きちんとしたものを、印刷所で作りましょう。手作りの名刺では、あまり信頼感が感じられないからです。

 

軽貨物運送の営業の場合、事前アポイントを取ろうとしても、ほとんど断られるでしょう。コンスタントに荷物を発送している会社は、大体、すでにどこかの運送会社と契約しているものです。思い切って「突然、申し訳ありません」と名刺、自社の資料(料金表など)を片手に、飛び込み営業してみましょう。自宅、あるいは営業所(車の置き場)の近くから始めます。もちろん、事前のリサーチ、つまりどういう会社でどんな荷物を日々、発送しているかのリサーチは必要です。そのうえで、当たって砕けろ精神で飛び込めば、中小零細企業などは意外と話を聞いてくれます。

 

もし、頼んでみようと言ってくれる会社があったら、契約を急がず、「とりあえず1週間、私の仕事ぶりを見てください。そのうえでお話を進めさせてください」と言いましょう。これは相手に好印象を与えるだけでなく、こちらとしてもコストに見合う仕事なのか試す事ができるのです。1週間の試用期間でお互い納得出来たら、定期契約を結びましょう。

 

宣伝もきめ細かく行いましょう。学生さんの引っ越しなどは、軽自動車で運べますし、世の中、どこに需要があるか分かりませんから、チラシを作り、近隣に配布してみましょう。

また、会社年鑑などを見て、近くで、荷物の発送をしてくれそうな会社に、チラシをDMのように送ってみましょう。

 

次回も、営業活動について述べます。