軽貨物運送業とは?

軽貨物運送業は、正式名称は「貨物軽自動車運送事業」。軽トラック、軽自動車のバン・タイプのもの、バイク等を使用し、仕事を依頼するお客様から引き取った、比較的、小さな、軽車両に収まる小型の荷物を預かり、お届け先に配送し、その報酬として料金(運賃)を受け取り、利益を得る事業です。昔は赤帽さんと言いました。

今、普通は大手宅急便会社の下請けとして契約、小さな荷物を運ぶのに従事している所が多いようです。大型トラックの入れない路地の届け先に届ける時など、威力を発揮します。お中元、お歳暮の時期には大活躍します。ガソリン代の高騰や環境問題から、昨今、軽自動車の人気が高まって、若者向けにいろいろな車種が発売されていますが、軽貨物運送は、手軽でエコな宅急便といえるでしょう。

貨物軽自動車運送業を始める為には、まずは各自治体ごとの運輸支局へ事業経営の届け出を行ない、事業用の黒ナンバーを取得する必要があります。届け出の仕方などは、また次項で述べましょう。

貨物軽自動車運送業は、一般貨物運送業と異なり、運行や車両整備の責任者に対する資格要件が無く、運送車両1台から簡単にスタートすることが出来る為、個人で起業して取り組み易い事業形態です。実際、軽荷物運送業を経営する人は、脱サラ、あるいは定年後、起業した人が多いと言えます。

自動車運送業といいますと「大きなトラックを用意する」、「フランチャイズ形式で初期費用が掛かる」、「軽自動車の購入費や駐車場代、保険代や店舗の確保等初期投資が非常に掛かる」というイメージを持っている方もいらっしゃいますが、そんな事はありません。貨物軽自動車運送業であれば、初期投資は少額ですみます。軽貨物運送業は一人で始めるという場合が多いので、人件費がかからず、また仕入れや在庫の問題もないのが特徴で経費があまり掛かかりません。

しかし、軽貨物運送業を営業していくには、毎月の想定した経費に、自分の生活費をプラスした売り上げを上げる必要があります。必要経費を想定した運転資金を事前に準備し、尚且つ企業化し会社を大きくしたい方は事業資金の積み立て計画を入念に立てた上で開業する事が必要になります。「軽貨物運送業務は、それだけ稼ぐ事ができるの?」という不安や疑問がおありだと思いますが、個人事業主である以上、サラリーマン時代と違い、頼りになるのはご自分だけです。自営業者は自分の努力が、即、結果に繋がってしまうというシビアな世界だと認識した上で、スタートしなければなりません。一歩踏み出すには、創意工夫、広告掲載、大手宅急便会社への営業、自社のホームページ制作、チラシ、名刺作り等それなりの努力や資金も必要になってきます